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■ 2007/09/17 (Mon) 正義は人の数だけある。
総括記事がアップされておりますので(未だ総括途中と考えた方がいいのでしょうが)、こちらからリンクさせてもらいます。遅ればせながら、お疲れ様です。
「総括1:コメント欄での質問に対する答え」
「総括2:アンケートについて考察」
「総括3:今回の反省点」
「総括4:そもそも最初から間違い?」
「総括5:さてこれから」
「総括6:いろいろなご意見及びそれに対する回答 その1」
「お詫び」
当ブログ内関連記事
2007/07/23「アンケート:オンラインブクマに関する同人サイトのリンク」
2007/07/30「オンラインブクマに起因するリンク問題について」
正直この件に関してはもう触れないでおこうかな、という気持ちだったのですが、見て見ぬ振りは続きませんでした。まだまだ修行が足りないようです。
どうも表現が下手くそで分かりにくい上に長くなってしまったので、この際、「5.これからどうするかについて考えられているようですが。」だけ読んでもらえればそれでいいです。
1.総括4で効果と副作用についてまとめてありましたが、それに関連して重箱の隅をつついてみる。
総括2のコメント欄にあった「2・3個のサイトを上げてつるし上げるよりも、対象が分散された」を利点として追加してはどうでしょう?(効果とはちょっと違いますが)
また、副作用として「オンラインブクマ禁止の存在する文化圏(≒女性向け同人サイト)全てを相手にすることになってしまった」なんていうのは。(全てとは言っても記事を見た人だけですが)
分かりにくい言い方ですみません。今回の大量リンクの副作用というより、大量リンクをすることそのものの欠点と言いましょうか。リンク先の意見を十把一絡げにしてしまうことで、記事を見た人のうちリンク先のコミュニティーに属する人々も、個々人の意見よりも全体としての意見を無意識に優先させてしまうのではないでしょうか。
「ものすごい反発を食らい、コメントスクラム状態となった」「大量リンクが晒しであるという批判があり、主題がそちらの方にそれてしまった」などの原因がここにあるのではないかと思います。
2.そもそも大量リンク自体がマナー違反だったわけではないと思う。
リンク先が個人サイト、それも女性管理人の同人サイトだったから「晒し」と取られたわけで、リンク先が多くてもそれが全部「何処からリンクされても(閲覧者達が)気にしないサイト」だったらここまで非難されなかった筈。
(マーケティングをしなかったから商品が売れなかった。)
3.高樹氏のどこが批判されているのか考えてみた。
2.を踏まえて、批判されているのは大量リンクという「行為の正否」ではなく、その行為に至るまでの思考過程及び行為を導き出すまでの思考の癖だというのが私の見解です。
高樹氏は「相手がどう思い、その結果どう行動するのか」を慮る前に、自分の中の正しさでもって行動してしまうところがあるように見えます。つまり、「自分の正義に準じた行動」>「それに対する相手の感情と感情の結果としての行動」。
(ええと、ここでよく踏まえておいて貰いたいのが、誰しも感情というトリガーを引かれなければ行動に至らないということ。感情の値が行動に移すための閾値に達しないときは、感情と行動の間に自身の正当性を納得しうるだけの思考過程を挟むことになります。)
そこで、行動の前に「正義」=「結果」または「正義」<「結果」という思考過程をはさんでみることで、今の偏った行動を少しは緩和できるのでは?
つまり、今回のことを「結果的に間違っていた」と思うのならば、「結果的に上手くいく」ように、自身の思う正しさを一旦引っ込めてみて、行動の結果を重視することも考えてはどうでしょうか?と。
4.なんかもう単純に。
スルー力の試されるネット社会の中で、ハッキリ間違いを指摘できる人はとても重要だと思います。しかしそれ以上に、相手に恥を掻かせないように間違いを正してあげることが出来る人は凄く素敵だと思います。(私はその方の心遣いにとても感動しました。)
5.これからどうするかについて考えられているようですが。
差し出がましいとは思いますが、「何もしない」というのも手だと思います。
というか、冷却期間を置いてみるのが一番良いと思います。
(正直、「オンラインブックマークはご遠慮くださいというサイト多いけど」と「リンクフリーなのにオンラインブックマーク禁止とな?」の間には温度差を感じるんですよ。自分の意見と反する意見を持つ相手との接触を持つにつれ、ボルテージが上がっていっているような。どうもここら辺で、高樹氏の矜持が間違った方向に捻じ曲がってしまっているような気がします。始めは守る対象だったはずの、嘘の情報に踊らされている無知な一般市民まで攻撃対象に加えてしまったみたいな。そしたら暴動が起こって、その対処に奔走することになってしまったと。まあ、そんな私の雑感は置いておいて、)
今の状態は、思考に疲れて頑なになっているように見えます。同じような言動を繰り返されているということは、シナプスが短絡回路を形成して同じところをぐるぐる回っているってことなんじゃないかと想像しています。
この件から一旦手を引いて、他の楽しいことに勤しむなりして、オンラインブックマークのことが頭からすっぽり抜けた頃に、もう一度この問題に向き合ってみるってのはどうでしょうか。その頃には、短絡回路を繋ぐ神経も細くなっている筈。時間を空けなければどうしようもない事だってあると思います。
ボロボロのまま、自分にしか通用しない正義の刃を振り回すより、ゆっくりと時間をかけて刀を研ぎ、体力の回復に努めてはどうでしょうか?
どんなに強い戦士でも休みなしで戦い続けることなど出来ませんから。
というわけで、大きな口をたたくのはこれまでとさせて頂きます。
色々と非難の声の多かった出来事なわけですが、結果的に様々な方の貴重なご意見に触れる機会を持てました。そこに関しては、もっと評価されても良いんじゃないかと思っています。
P.S. 「啓蒙」について。
けいもう 0 【啓▼蒙】
(名)スル
人々に新しい知識を与え、教え導くこと。
「庶民を―する」
三省堂提供「大辞林 第二版」より
結果が伴わなければ、啓蒙とは呼べないんじゃないかと。
腐女子とサイト・ネット | trackback(0) | comment(2) | 20:27
<<ユフィ総攻め | TOP | カテゴリー表示がおかしいんですけど…>>
comment
ご意見ありがとうございます。
そうですね、しばらく休むということですか。今回「いくらなんでも」と思った問題があったのでトラックバックしましたが、意見については適当に受け流そうと思います。
しばらくは総括を少しずつ進め、また他の(関係無い)問題に関する意見を書き続けることにするつもりです。またいずれまとめ記事(啓蒙記事にできればいいと思いますが)を書くことになると思いますが、その際はよろしくお願いします。
2007/09/18 18:06 | 高樹ひろむ [ 編集 ]
いえいえ、少しでも参考になれば幸いです。
どうも根を詰め過ぎて柔軟性を失っているように見えましたので。
個人的には、総括に関しても一時凍結して、一連のオンラインブクマ騒動に一切触れない期間を設けることをお勧めしたいのですが、恐らくそれは高樹様のプライドが許さないのでしょう。
責任の取り方は人それぞれですから、私はそれを尊重したいと思います。
はい、またまとめ記事読ませていただきますね。それで何か思うことがあればレスポンスしますので、そのときはこちらこそ宜しくお願いします。
2007/09/18 22:15 | 銀蝋(管理人) [ 編集 ]
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