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一応日記みたいな感じで…

コソコソおたくの戯れ言。馬鹿なことを一生懸命やるから面白いんだ!!

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■ 2007/10/23 (Tue)  STAGE-2-NIGHT読んだよ。

『コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE-2-NIGHT』角川文庫
ストーリー原案/大河内一楼・谷口五郎
著/岩佐まもる

今更な感じもしますが、折角読んだのでレビューを。
実はSTAGE0&1と改行が多いのが気になっていたんですけど、今回はそんなことありませんでしたね。
全体的に面白かったです。
以下ネタバレ感想(サクッと書くつもりがまたもや長く……)
スザクの無意識具合が描写されてて「おお!」という感じでした。
ダールトンの尋問で、オレンジ事件のゼロの目的は「スザクという個人を助けること」という答えを、スザクはこのとき既に持っているんですね。つまり、ルルーシュ=ゼロだということを無意識に気付いている。こういうスザクの無意識に関してはダールトンの「自分自身すら騙している」に、何という的確な表現だ!と思った次第です。
そして、ユーフェミアはスザクにとって「無意識の仮面で作った自分を認めてくれる人」なんだなぁってのが明示されてたと感じました。「あなたは誰かを罰するために軍にいるのではないでしょう?」(ユフィ)っていうのがそれ。スザクの「自分は罰せられるべきだ」っていう欲求は、スザクにとって直視したくないことなんですよね。マオに指摘されて「うわあああ!」ってなるくらいに。だからその「無意識下の欲求」を否定されるのはスザクにとって心地の良いことだと思うんです。

ただ、ユフィやスザク視点での話はあんまり面白くないというか。特にユフィは周りの人間を振り回している感じが面白いので、他者の視点で描かれる方が惹きこまれる気がします。というか「ユフィの面白さはSTAGE17以降」なのかも。ユフィというキャラが動き始めたのが、スザクを自分の騎士にと言ったあの瞬間からだと思うので。
また、スザクの方は無意識の仮面被ってて本心が殆ど出てこないので、どうにも薄っぺらい文章にならざるを得ないでしょうし。いや寧ろ、ちゃんと「スザク」というキャラを描くなら、読者に薄っぺらさやうそ臭さを感じさせなきゃダメだと思うわけで。難しいですね。やっぱりギアスはルルーシュやC.C.視点で描くのが一番面白いのかなぁ。

で、逆にルルーシュ&C.C.サイドを見てみます。
16話あたりに絡めたマオとC.C.のお話を軸に、「マオとルルーシュの違い」「C.C.&マオとルルナナの対比」そしてやたら話題に上るスザク。ここを読んで、成る程マオって重要なキャラだったんだなぁと、今更そんなことを感じました。

マオとの対比で、はっきりとルルーシュの世界は開いていると書かれていたのが印象的でした。ルルーシュはちゃんと現実と向き合っているんですよね。結構「ルルーシュの世界はナナリーだけ」って言われているを目にすることがあるんですが、ルルーシュの場合、世界を閉じているわけじゃない。ナナリーしか見えていないんじゃなくて、ナナリー以外を諦めているというか「他の何を諦めても切り捨ててもナナリーだけは諦められない」ってのが適切かなぁ。実際はナナリーだけではないですけど。

そしてC.C.が、ナナリーはマオに似ていると思うわけですが、やっぱり似ているけど、違うんですよね。

マオの関心は常にマオ自身の中に向けられていて、そこにC.C.という存在を無理やりはめこもうとしているだけ

とありますが、ナナリーは世界を完全には閉じていなくて、ルルーシュというフィルターを通した世界(現実)だけは受け入れていると言いましょうか、そんな感じがします。
マオに似ているのは寧ろ……
えっと、このマオにとってのC.C.の描写を見たときに、直感的にこれは!とピンときてしまったんですが……この文をスザクにとってのルルーシュに置き換えて考えてみると、
「スザクの関心は常にスザク自身の中に向けられていて、そこにルルーシュという存在を無理やりはめこもうとしているだけ」
なんだか凄くしっくりくるような気がするんですが……う?ん、むにゃむにゃ


あと気になったのが、ナナリーが、呼べば答える犬に「スザク」と名づけようとするあたり。ナナリーは僕スザクの仮面を理解しているってことなのかなぁ思ったんですが、その前に「ナナリーとスザクの間で言葉での意思の疎通ができていない」ってのを意味してる気がします。9巻ピクドラの「いつだって、差し伸べられる手はあるから」っていうナナリーの言葉にも、スザクは「ありがとう」と返すだけでその言葉の意味は届いていないっていう……。

ルルーシュが犬派か猫派かっていう謎も。
うーん、これはルルーシュも周りも犬派だと思っているけど、実は猫派なんじゃないかと思っています。コードギアスでは、犬は人の言う事を聞く動物、逆に猫は思い通りにならない動物として描写されています。
確かに自分の思い通りに動く人間は、駒として扱いやすいでしょう。しかし、ルルーシュの言う事を聞くだけではルルーシュの内面には入れません。ルルーシュの関心が向くことは無いんです。「好意の反対は悪意ではなく無関心だ」の理論からいえば、ルルーシュは自分の思い通りに動く人間が好きなわけではない。つまり、犬派ではなくて猫派だ! C.C.もユフィも猫タイプですし。

C.C.が、ルルーシュが学園にとどまる矛盾を指摘するあたりで思ったのですが、ルルーシュは大胆なようで結構臆病……石橋を叩いて渡るタイプ?なんですね。理論で、言葉で、はっきりと自分の行動に理由付けしないとなかなか動けないみたいな。

ルルーシュといえば、小説読んでて凄く違和感のあった部分が……
ええと、ルルーシュって独白では煩いくらいに「ナナリーのため」って言っているし、誰かに「ナナリーのため?」って訊かれれば「そうだ」と答えるわけですが、自分の口からは絶対「ナナリーのため」とは言わないって思っていたんですね。「ナナリーのため」=「自分のため」と強く自覚しているからこそルルーシュはそれを口に出さないのだと。
だから、C.C.に向かって「だから、俺はブリタニアを壊す。他の誰でもない、ナナリーのために」って言ってるのを読んだときに、あれ?って思ったんですけど……。寧ろここは相手がC.C.だったからこそ零れた本音と取るべきなのか。

<その他、新情報やあれこれ>
■ C.C.に感謝を伝えたいけど、失敗するかも……のルルーシュが好き過ぎる! 自分がひねくれていると自覚しているあたりがなんとも可愛い。そういえば、私がルルーシュというキャラをちゃんと見たのが、STAGE11の洞窟のシーンなんですよね。それまでは「ムカつくけど面白い」キャラだった。
■ ナリタでのC.C.との間接接触のデータは特派が持っている。が、ロイドの意向でプロテクトが掛けられている。
■ 「異母兄弟にきれいなストレートヘアの持ち主が」→るるーしゅのことか!?
■ 紅蓮二式に乗ってカレンの感覚を……とかいっているルルーシュに、間髪入れず「いや、お前には無理だ」と突っ込んでしまった(笑)
■ アッシュフォードにおけるルルーシュ達の立ち位置が未だ良く分からないのだが、匿っているのは理事長であるルーベンの意思で、今の時点でも味方なのは彼とミレイだけっぽい。ロイドとのお見合いはそういう意味か(ロイドとミレイの組み合わせも面白いけど、くっつかないと思う、多分形式上も)。ミレイはどこまで知っているんだろう。ライナーノーツでは、ルルーシュが自ら王位継承権を放棄したことは知っているみたいですが。少なくとも今のルルーシュ達の状況に、大して危機感抱いていないように思える。
■ 藤堂を助けたのはスザクのためでもある。相互扶助と言いつつ、与えるばかりのルルーシュ。スザクにナナリーを藤堂を日本を。自分のためでもあるから、相互扶助なんだろうけど、スザクからもらうものの方が明らかに少ない気が。ブリタニア崩壊までのナナリーの安全だけですよね。
■ ユフィは自分の愛を与える対象としてスザクを選んだわけか。まず、誰かに与えたいが先で、それからスザクなのか。自覚の順番がそうだってだけなんだろうけど。ユフィも自覚する前に先に答えが分かっちゃうタイプなんだろうな。
■ 高笑いが外部スピーカーから……。このあと暫くゼロに対して挙動不審になる黒の騎士団を想像して吹いた。外に聞こえていたことにルルーシュが気付いてなかったら更に面白い。(あれ?ここは読んで笑うところじゃないんじゃ……?)

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コードギアス | trackback(0) | comment(0) | 22:41


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